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今注目の保育・幼児教育無償化!その概要から適用範囲などを徹底解説

知育

更新日:2021.01.29

公開日:2021.01.29

今注目の保育・幼児教育無償化!その概要から適用範囲などを徹底解説

2019年10月から導入された「幼児教育無償化制度」は、保護者の経済的負担の軽減につながると注目されています。しかし、「条件なしで保育園料が無料になる」などと誤解している人が多いのではないでしょうか。実際は、通っている園の種類によって助成金額が違ったり、対象外になったりする可能性もあります。そこで、この記事では「幼児教育無償化制度」について、適用範囲や手続き方法などを詳しく紹介します。

監修者:葛西 香
(知育と受験対策教室「チャイルド・アイズ」(やる気スイッチグループ)受験対策責任者)

やる気スイッチグループの知能育成(知育)と受験対策の幼児教室「チャイルド・ アイズ」の受験対策責任者、新校開発・各種研修の責任者、フランチャイズ校のスーパーバイザーも務める。
受験・知育のインストラクター、教室責任者等および自身の子育て経験も活かしながら、お子さまおよび保護者が「はじめての受験」に不安なく臨め、成功できるよう導いている。保護者会・願書添削・面接特訓に特に注力し、保護者へのサポート体制を構築。幼稚園・小学校受験では全国での幅広い合格実績を誇る。

1.そもそも幼児教育無償化制度って何?

「幼児教育無償化制度」は令和元年10月1日より始まった、少子高齢化対策の一環として定められた政策の1つで、幼稚園・認定こども園の保育料や教育費が補助される制度のことをさします。

少子化対策の1つとして幼児教育の負担軽減も考える必要があったため、多くの議論を重ねたうえで取り組まれました。以前からあった児童手当は所得制限がありますが、「幼児教育無償化制度」には制限がなく、基本的にどのような施設に通っている場合も無償化の対象になります。ただし、教育費や保育料のすべてが無償化されるわけではなく、通っている施設や子どもの年齢によって助成金の上限があるので注意しましょう。

1.そもそも幼児教育無償化制度って何?

2.幼児教育無償化制度が始まった背景は?

少子化の原因のひとつに、特に若い世代の家庭で「養育費や教育費が高額すぎるため、多くの子どもを育てられない」と考えられている点があります。そのため、子育てを応援し、負担を軽減する「幼児教育無償化制度」が少子化をストップする有効な手立てになるとして実施されました。

当初、実施は2019~2020年にかけて段階的に実施する予定でしたが、消費税の増税の決定によって2019年10月1日に全面実施されるよう変更されました。消費税が増税されることについては国民からの反発もあったため、それを抑える意味でも前倒しで実施されたのです。国が幼児教育無償化制度の予算として見込んでいる金額は7764億円となっています。消費税が8%から10%に増税され、税収増として5兆6000億円が見込まれています。つまり、増えた税収分から約15%が「幼児教育無償化制度」として還元されているのです。

2.幼児教育無償化制度が始まった背景は?

3.幼児教育無償化が適用される保育施設とは?

こちらの制度は幼児教育を行っているすべての施設で無償化されるわけではありません。そのため、どの施設が「幼児教育無償化制度」の対象となるのかと気になっている人もいるのではないでしょうか。適用されるのは「幼稚園」「認可保育施設」「認定こども園」「地域型保育」「企業主導型保育施設」です。無償化される期間は3歳から小学校入学前までの3年間です。「企業主導型保育施設」を利用している場合は、施設に対して必要書類の提出が必要になります。

一方、「ベビーホテル」「ベビーシッター」「認可外の事業内保育」「一般的な認可外保育施設」などは対象外となっています。ただし、「認可外保育施設」については、国が定める条件をクリアしたうえで申請後に許可をもらえれば無償化の対象になることも可能です。もし、基準を満たしていない場合でも、5年間は猶予期間として無償化の対象となります。

3.幼児教育無償化が適用される保育施設とは?

4.幼児教育無償化の条件・年齢とは?

無償化の対象となる条件は「幼稚園・保育園・認定こども園・地域型保育・企業主導型保育などに通っていること」です。ただし、幼稚園に関しては公立と私立では助成金額が違い、私立は完全に無償化されるわけではないので注意しましょう。また、無償化が受けられる年齢は基本的に3歳からですが、幼稚園と保育園ではスタート時期が違います。幼稚園では満3歳になった日から受けることが可能で、保育園では3歳児クラス(4月1日時点で満3歳になっている状態)になってから受けることができるようになります。

例をあげると、誕生日が5月だった場合、幼稚園であればその年の5月から無償化を受けることができます。しかし、保育園に通っている場合は翌年の4月から受けることになるのです。これは「3歳の壁」といわれています。助成金額は、幼稚園が上限月額2万5700円(預かり保育料も含めると最大3万7000円)まで、保育園が月額3万7000円まで受けることができます。また、認可保育園は保育料無料、認可外保育園は月額4万2000円までです。「0~2歳児」に関しては住民税が非課税の家庭(年収200~300万円以下の世帯)が対象で、第2子は半額・第3子以降は無料です。

幼稚園の預かり保育を利用しているケースでは、預かり保育を利用した日数に450円を加えた金額と預かり保育の利用料を比較し、より小さい金額に対して月額1万1300円まで無償化されます。認可外保育施設の中にはベビーシッターやファミリーサポートセンターなども含まれているので、利用している場合は申請してみるのも良いのではないでしょうか。さらに、無償化対象外の0~2歳児に対しては、自治体によって独自の支援もあるので確認するのがおすすめです。

たとえば、所得制限があるものの、第1子は世帯年収360万円未満で最大1万円、第2子以降は世帯年収640万円未満で最大1万5000円まで支援される自治体があります。また、無償化の対象外である給食費の一部に対して補助金を出すことを検討しているところもあるなど、少子化対策としてさまざまな支援が増えることも期待できます。

4.幼児教育無償化の条件・年齢とは?

5.幼児教育無償化を受けるために必要な手続きとは?

子ども・子育て支援制度の対象施設に通っている場合は、すでに無償化の手続きがされているので、保護者側がおこなう手続きはありません。手続きが必要なのは「幼稚園の預かり保育」「認証・認可外保育施設」を利用している場合です。これらの施設を利用している場合、自治体から「保育の必要性の認定」を受ける必要があります。また、手続きに必要な書類は幼稚園の預かり保育を利用している場合、幼稚園側から配布されます。認証・認可外保育施設を利用している場合は、保育施設もしくは自治体の保育課などからの配布となります。

注意しなければならないのは「幼児教育無償化制度」の手続きを行わなかった場合、遡って申請することができないことです。国や各自治体の助成金の中には、申請に関して比較的柔軟な対応を行っており、手続きを忘れていたり、期間に間に合わなかったりしたときも遡って対応してくれるケースもあります。幼児教育無償化制度も同じだろうと勘違いしている人も少なくありません。無償化を活用するためには、早めに申請しておくほうが安心です。

5.幼児教育無償化を受けるために必要な手続きとは?

6.幼児教育無償化の対象外となる施設や項目とは?

対象外となるのは、認可外保育施設として届け出をしていない施設です。ほかに、2019年10月時点では対象施設だったとしても国が定めている条件をクリアしていなかった場合、5年間の猶予期間が過ぎた後、幼児教育無償化の対象外となってしまう可能性があるので注意しましょう。ただし、5年間の猶予期間についてはあくまでも国が定めている期間であり、自治体によってはさらに猶予期間を短くするべきだと主張しているところもあるため、今後の動きに注目する必要があります。また、未就学児がインターナショナルスクール・外国人学校などに通っている場合、自然活動の中で保育・子育てを行う幼稚園類似施設なども対象外です。

費用面で対象外となるものは「延長保育料」があります。その他では、「通園するための送迎費用」「食材料費」「施設で行われる行事の費用」などの実費で徴収されるものも無償化の対象外となります。生活保護世帯やひとり親世帯など年収360万円未満の世帯については、これまで同様に副食費(おかず・おやつ)が免除されます。

6.幼児教育無償化の対象外となる施設や項目とは?

7.幼児教育無償化がもたらす影響とは?

では幼児教育が無償化されることにより、どのような影響がもたらされるのでしょうか。大きな変化として、1つ目は「幼児教育無償化制度によって対象外の施設以外は自治体へ支払われる保育料がなくなる点」があります。「認可外保育施設」「制度移行前の施設」は一時的に保育料を支払い、手続き後に保護者へ無償化される金額分が還付されます。ただし、その際、償還払い・現物給付のいずれかになるため、注意が必要です。

2つ目の変化は「助成金額が減ってしまう可能性がある点」です。幼児教育無償化制度が採用されたことで「児童手当を見直すべきだ」という動きが活発になってきています。現在、児童手当については共働き世帯の場合、収入が多いほうを基本として「支給するかどうか」「支給額」が決められています。しかし、もし、夫婦の収入を合算した世帯年収で計算されるようになると、助成金額が減らされる世帯も出てくるのです。

3つ目の変化は「保育料の管理自動化が必要になる点」です。幼児教育無償化制度により、入園希望の子どもが増加する可能性が高く、その分、保育料の管理が複雑になってしまいます。そのため、無償化の範囲を考えたうえで保育料の計算をしたり、用途別の管理方法を導入したりするなど、ICTシステムの導入が必要となります。ICTシステムはインターネットを通して情報を得たり、コミュニケーションをとったりするシステムです。このシステムのメリットは「保育士の業務が効率化される」「保育の質が向上する」「保護者と話をしやすくなる」などがあります。

特に、幼児教育無償化に伴って待機児童が増加することが考えられるため、ICTシステムの導入によってより多くの子どもが幼児保育を受けられる可能性が高まります。ICTシステムの導入による効率化では、年間で70時間以上の時間の余裕ができた事例もありました。

7.幼児教育無償化がもたらす影響とは?

8.負担軽減分はどうするの?

幼児教育が無償化されると、それまでかかっていた負担が軽減されます。そうすると、浮いた分は生活費などに使いたくなるのではないでしょうか。しかし、将来的にさらに教育費が必要になるため、あえて使わずに置いておくのも1つの方法です。子どもが幼いときは高校・大学など教育費がかかる時期はまだ先のように感じるかもしれません。しかし、いざというときに急に大きな金額を教育費用として用意するのは難しいため、子どもが幼い時期から計画的に貯蓄するほうが良いでしょう。

教育費用の目安は、すべて幼稚園・小学校から大学まですべて公立へ通った場合で約985万円かかります。もし、すべて私立へ通った場合は約2400万円も必要になるのです。子どもが何人かいる場合は、この数倍の費用がかかってしまいます。たとえば、定期預金や学資保険など気軽に引き出せないようにしたり、投資信託で資金自体を増やしたりする方法があります。学資保険は貯蓄と保険どちらの機能も備えていますが、途中解約するとそれまで積み立てた全額が返ってこない場合もあるので、加入する前に確認しておくほうが安心です。

ほかにも、幼児期の教育をより深めるために浮いたお金を幼児教室へ通う費用にするのも1つの方法です。幼児教室の1つである「チャイルド・アイズ」は少人数でキメ細かな指導・成長に合わせた教育を受けることができると好評となっています。

1.5~6歳までが対象の「知能育成コース」、幼稚園・小学校・中学校それぞれの受験準備ができる「受験対策コース」の2つが用意されています。完全担任制で通っている間ずっと同じ先生がレッスンを行うため、子ども・保護者どちらにとっても信頼できる存在として成長のサポートを行うのが特徴です。自立心を養うための母子分離レッスンや成長に合わせて集団レッスン・個別レッスンを併用します。

8.負担軽減分はどうするの?

課題などを含めて幼児教育無償化制度について理解しよう

幼児教育無償化制度」について理解が深まったでしょうか。助成金を上手に活用するために「無償化の対象となる施設」「対象年齢」など制度について知っておくことが大切です。そのうえで、各家庭に合う教育資金の貯め方を選択し、大切な幼児期の教育面を充実したものにしましょう。助成金でより良い教育を受ける方法には幼児教室があります。「チャイルド・アイズ」で無料体験レッスンを検討するのも良いのではないでしょうか。

執筆者:チャイルド・アイズコラム編集部

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